3月のメッセージを担当させていただきます、與儀恵と申します。宜しくお願い致します。 さて、3月と言えば、年度替わりということで、新生活に向けて色々忙しい時期でもありますね。「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」という言葉がありますが、「去る」ということはいずれも4月からの新たな旅立ち・出発の始まりでもあると思います。また、 これまでの自分の生活を振り返り、新しい一歩を踏み出すための準備期間とも言えるかもしれません。
・・・続きを読む ▼
そんな3月における、私の印象的なエピソードをこれから綴っていきたいと思います。 私が以前通っていた中学校では、卒業式前に毎年「3年生を送る会」というものが開かれます。部活動や委員会等でお世話になった先輩方に、これまでのお礼を伝え、これからのご健闘を称える会です。 その会では、1~3年生がそれぞれ様々な出し物を発表します。劇であったり合唱であったり…。笑いあり涙ありの催しです。
それは私が中学2年時の「3年生を送る会」のときでした。 1年生の溌剌とした発表が終わり、2年生の愉快な発表も終わって、最後に3年生の有志による発表時間が訪れました。
そこでは、公私共々様々な場面で交流があり、私たちと一緒に学校行事を練り上げてきた先輩(女性)が、体育館のステージでギター弾き語りを発表しました(当時、女性がギターを弾く姿はとても珍しく新鮮だったのではないかと思います)。 普段は体育会系の部活に励み、明朗快活で大きな口を開けて豪快に笑う女性でした。 そんな姿からは想像できない程の非常に艶やかな音色と美声が、マイクを通して体育館全体に響き渡り、一瞬にして全校生徒・教師が惹きこまれていきました。 先輩が発する「音楽」には、親しみ慣れた友達との別れを惜しむ悲しさがありました。 また、先輩が発する「音楽」には、これから始まる新生活への期待と喜びがありました。
言葉だけでは表現しつくせない何かが、「音楽」に乗って私たちの心に鳴り響き、それぞれが色々な思いを抱えて今旅立とうとしているのだと思いました。 私は、それはとても素敵な旅立ちになるだろうと確信しました。 感覚に涙していたのは、私だけではなかったと思います。それ以来、気持ちを「音楽」に乗せることに魅了されながら、毎年3月になると、新生活に向けて心の準備を行っています。
メッセージをご覧の皆さまも、沢山の思いを抱えて新しい生活へと旅立たれるとは思いますが、ふとした瞬間に聞こえてくる「音楽」に少し耳を澄ましてみてください。 きっと素敵な旅立ちを後押ししてくれることでしょう。
それは私が中学2年時の「3年生を送る会」のときでした。 1年生の溌剌とした発表が終わり、2年生の愉快な発表も終わって、最後に3年生の有志による発表時間が訪れました。
そこでは、公私共々様々な場面で交流があり、私たちと一緒に学校行事を練り上げてきた先輩(女性)が、体育館のステージでギター弾き語りを発表しました(当時、女性がギターを弾く姿はとても珍しく新鮮だったのではないかと思います)。 普段は体育会系の部活に励み、明朗快活で大きな口を開けて豪快に笑う女性でした。 そんな姿からは想像できない程の非常に艶やかな音色と美声が、マイクを通して体育館全体に響き渡り、一瞬にして全校生徒・教師が惹きこまれていきました。 先輩が発する「音楽」には、親しみ慣れた友達との別れを惜しむ悲しさがありました。 また、先輩が発する「音楽」には、これから始まる新生活への期待と喜びがありました。
言葉だけでは表現しつくせない何かが、「音楽」に乗って私たちの心に鳴り響き、それぞれが色々な思いを抱えて今旅立とうとしているのだと思いました。 私は、それはとても素敵な旅立ちになるだろうと確信しました。 感覚に涙していたのは、私だけではなかったと思います。それ以来、気持ちを「音楽」に乗せることに魅了されながら、毎年3月になると、新生活に向けて心の準備を行っています。
メッセージをご覧の皆さまも、沢山の思いを抱えて新しい生活へと旅立たれるとは思いますが、ふとした瞬間に聞こえてくる「音楽」に少し耳を澄ましてみてください。 きっと素敵な旅立ちを後押ししてくれることでしょう。
年度末が近づき、学校や会社など慌ただしさを帯び始める今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。この時期の雰囲気は、年の瀬の雰囲気とどこか似ているのですが、やはり微妙に違うものを感じます。
両者には共通して“終わり”と“始まり”という雰囲気があるように思うのですが、年度末の雰囲気には、これに“変化”という雰囲気が加わるように思います。 進級や進学、または職場の異動や仕事の変化などがある時期だからかもしれません。かくいう私自身にも仕事上の“変化”がありました。今回のメッセージでは、そんな“変化”に際して、私が感じたことや思ったことなどをお伝えしたいと思います。
出会いがあれば別れがあるように、始まりがあれば終わりもある。そんな言葉を聞いたことがあります。私の“変化”は仕事上の変化なのですが、もう少しお話しますと、職場が変わるということがありました。そこには、これまで共に働いてきたスタッフとの別れもありました。“変化”は自分が望んだことでもありますし、これまでの自分の努力が形になったということでもあるので、うれしい気持ちもあるのですが、反面、何か淋しいような、後ろ髪を引かれるような思いもあります。むしろ、前者よりも後者の思いのほうが強いように感じます。この気持ちはいったい何だろう?と自分のこころながら、不思議な感じです。もっとうれしい気持ちを感じ、喜んでいいはずなのに、どこか喜び切れない。そう、私の中には切れない思いあるのだと思います。これは何だろうと考えながらこのメッセージを書いていると、この切れない思いにぴったりの言葉が浮かんできました。それは、名残惜しいという言葉です。これまた不思議なのですが、自分の気持ちにぴったり合う言葉が見つかると、どこか少し気持ちが晴れやかになった気がします。自分のモヤモヤした気持ちが分かったからかもしれません。
私は自分の気持ちが分かったので、切れない思いを無理やり割り切るのではなく、十分に名残りを惜しもうと思います。幸いにもまだ職場が完全に変わるまで時間はあります。それまで、偶然にも出会い、そしてお世話になったスタッフや上司、また職場への感謝の気持ちを伝えていきたいと思います。
別れは淋しく、そして、名残惜しいものではありますが、以前、恩師から「出会った関係に別れはない」という言葉を伝えていただいたことが思い出されます。別れを十分惜しんだ後は、次の良き出会いを楽しみにしたいと思います。
皆さまにも、良き出会いがありますように。
両者には共通して“終わり”と“始まり”という雰囲気があるように思うのですが、年度末の雰囲気には、これに“変化”という雰囲気が加わるように思います。 進級や進学、または職場の異動や仕事の変化などがある時期だからかもしれません。かくいう私自身にも仕事上の“変化”がありました。今回のメッセージでは、そんな“変化”に際して、私が感じたことや思ったことなどをお伝えしたいと思います。
出会いがあれば別れがあるように、始まりがあれば終わりもある。そんな言葉を聞いたことがあります。私の“変化”は仕事上の変化なのですが、もう少しお話しますと、職場が変わるということがありました。そこには、これまで共に働いてきたスタッフとの別れもありました。“変化”は自分が望んだことでもありますし、これまでの自分の努力が形になったということでもあるので、うれしい気持ちもあるのですが、反面、何か淋しいような、後ろ髪を引かれるような思いもあります。むしろ、前者よりも後者の思いのほうが強いように感じます。この気持ちはいったい何だろう?と自分のこころながら、不思議な感じです。もっとうれしい気持ちを感じ、喜んでいいはずなのに、どこか喜び切れない。そう、私の中には切れない思いあるのだと思います。これは何だろうと考えながらこのメッセージを書いていると、この切れない思いにぴったりの言葉が浮かんできました。それは、名残惜しいという言葉です。これまた不思議なのですが、自分の気持ちにぴったり合う言葉が見つかると、どこか少し気持ちが晴れやかになった気がします。自分のモヤモヤした気持ちが分かったからかもしれません。
私は自分の気持ちが分かったので、切れない思いを無理やり割り切るのではなく、十分に名残りを惜しもうと思います。幸いにもまだ職場が完全に変わるまで時間はあります。それまで、偶然にも出会い、そしてお世話になったスタッフや上司、また職場への感謝の気持ちを伝えていきたいと思います。
別れは淋しく、そして、名残惜しいものではありますが、以前、恩師から「出会った関係に別れはない」という言葉を伝えていただいたことが思い出されます。別れを十分惜しんだ後は、次の良き出会いを楽しみにしたいと思います。
皆さまにも、良き出会いがありますように。
新年、明けましておめでとうございます。
21世紀も早10年を迎えましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年の冬は比較的暖かだといいますが、朝などは空気がキンと冷たくて、まだまだ布団にこもっていたい、などと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1年の始まりにメッセージを届けさせていただきます、藤田美穂と申します。
実習生として、隔週土曜に勤務しています。
最近、レイモンド・カーヴァーという作家の「ささやかだけれど、役に立つこと」という小説を読んでいます。
なんだかとても素敵な題で、思わず自分にとって「ささやかだけれど、役に立つこと」って何だろうと心に聞いてみたとき、思ったよりもたくさんあったことに驚いたので、今回のメッセージではその中の少しばかり、私の発見を綴らせていただこうかと思います。
「ささやかだけれど、役に立つこと」。
それは私にとって、たとえば秋口から冬にかけてなお一層澄みきった空気の中、照り輝く草木の光があります。
晴れた日の天は高く、日の光は穏やかに照らし、体を温めてくれます。
春を待つ川辺の桜並木です。桜のピンク色は、花びらだけでなく、樹液や皮にまで染み渡っている、とどこかで聞いたことがあります。
猫好きの私にとっては、私の通う学校近くやオフィスの周辺で、気ままにうろつく猫たちを目にするだけでも暖かな気持ちになります。
ときに、気のいい猫が体に触れさせてくれることもあり、暖かな毛触りにとても癒されます。
また、毎朝家を出るときに挨拶してくれる、清掃作業員の年配の女性の声です。
「いってらっしゃい!」「今日は寒いね~」
何気ない一言に、毎日を支えられているように思います。
そして、音楽です。
もともとそれほど歌を聴くほうではないので、CDをかけて聴くよりは、頭の中で曲を流してみたり、鼻歌を歌ってみたりしています。
とても手軽に聴けるのだけど、メロディを口ずさむと心が弾んだり、リズムが心を落ちつけてくれることがあります。
まだまだたくさんあるのだけれど、書ききれないので、とてもささやかだけれど大切に思うことをいくつか紹介させていただきました。
このメッセージを読んで下さっている方にも、みなさんの中で「ささやかだけれど、役に立つこと」だと思うことに、ちょっとばかり思いを巡らせていただければと思います。
どんなことが思い浮かんだのか、私もみなさんの発見を聞きたく思っています。
この「ささやかだけれど、役に立つこと」が、今年もみなさんを支え続けていくことを、心より願っています。
21世紀も早10年を迎えましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年の冬は比較的暖かだといいますが、朝などは空気がキンと冷たくて、まだまだ布団にこもっていたい、などと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1年の始まりにメッセージを届けさせていただきます、藤田美穂と申します。
実習生として、隔週土曜に勤務しています。
最近、レイモンド・カーヴァーという作家の「ささやかだけれど、役に立つこと」という小説を読んでいます。
なんだかとても素敵な題で、思わず自分にとって「ささやかだけれど、役に立つこと」って何だろうと心に聞いてみたとき、思ったよりもたくさんあったことに驚いたので、今回のメッセージではその中の少しばかり、私の発見を綴らせていただこうかと思います。
「ささやかだけれど、役に立つこと」。
それは私にとって、たとえば秋口から冬にかけてなお一層澄みきった空気の中、照り輝く草木の光があります。
晴れた日の天は高く、日の光は穏やかに照らし、体を温めてくれます。
猫好きの私にとっては、私の通う学校近くやオフィスの周辺で、気ままにうろつく猫たちを目にするだけでも暖かな気持ちになります。
ときに、気のいい猫が体に触れさせてくれることもあり、暖かな毛触りにとても癒されます。
また、毎朝家を出るときに挨拶してくれる、清掃作業員の年配の女性の声です。
「いってらっしゃい!」「今日は寒いね~」
何気ない一言に、毎日を支えられているように思います。
そして、音楽です。
もともとそれほど歌を聴くほうではないので、CDをかけて聴くよりは、頭の中で曲を流してみたり、鼻歌を歌ってみたりしています。
とても手軽に聴けるのだけど、メロディを口ずさむと心が弾んだり、リズムが心を落ちつけてくれることがあります。
まだまだたくさんあるのだけれど、書ききれないので、とてもささやかだけれど大切に思うことをいくつか紹介させていただきました。
どんなことが思い浮かんだのか、私もみなさんの発見を聞きたく思っています。
この「ささやかだけれど、役に立つこと」が、今年もみなさんを支え続けていくことを、心より願っています。